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熊本大学医学部ラグビー部OB会
 
 




































































































































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Rugby World Cup in New Zealand 2011観戦記2


9月10日 「我がJAPAN初戦 打倒Franceへ」

それはまさに自分が試合するかのようなほどよい緊張感のなか、朝から午後にかけてゆっくり時間を過ごしました。手には昨日買った日本のサポータースカーフ(赤マフラー)と今日買った日の丸フラッグ。午後4時、「さあ行こう!!」とこども達に気合いを入れノースハーバースタジアムへいざ出発です。
Ticket holder専用の送迎バスにはたくさんの人。フランスサポーターはすごいフェイス、全身ペインティングで、国歌やいろいろな歌をみんなで合唱しながら、バスに乗り込んできます。日本サポーターも結構います。「必勝」と書かれたハチマキスタイルも目立ちます。バスで約20km近くのノースハーバースタジアムに到着。ずーとフランス人は唄ってました。ビールを買って、キックオフ30分前に席に座りました。バックスタンドの9列目です。えらく近いです。ど迫力です。観客も3万人近くのほぼ満員。フランス国旗も多いですが、日の丸フラッグもえらく多く、目立ちます。自分たちも負けずにフラッグを振りまくります。選手アナウンスで盛り上がり、マオリのバカでかい「ほら貝(?)」を合図に選手入場。すごいスタジアムの盛り上がりです。そして一斉起立での国歌斉唱。自分たちも「君が代」を声高らかに歌い上げました。日テレ系の地上波でも生放送されていたので、見てた方も多かったと思いますが、ほんとすばらしい試合でした。開幕ゲームのNZvsTongaもよかったですが、なんといってもJPNvsFrance戦。母国の試合だから当然ですが、このすばらしさにはかないません。会場全体が一体化した、あの雰囲気。特に後半はすごかったです。それをもたらしたJPNのプレーぶり、もう言葉では言い尽くせないほどの感動、興奮でした。「JAPAN GO−!」と何度も叫びまくり、一時、ほんとうに日本ラグビーの歴史が変わるかもと思いました。残念ながら、フランス撃破には至りませんでしたが、試合後はFranceのサポーターとも握手を何度も交わし、「good game!!」など、言葉を交わしました。スクラムハーフの田中、日和佐くん、ロックの大野、フッカーの青木くんとも握手をし、こども達をだしに一緒に写真をとりました。スタジアムから帰りたくなく、ずーとここにいたい、テントがあるならこのまま朝までみんなと盛り上がりたい感じでした。バスで戻ったオークランド中心街を宿泊先までファミリーで日の丸フラッグを掲げ、振りまくりながら闊歩しました。オールブラックスファンからは「次は俺たちとだぜー!」と言われ、一定の評価をもらってるんだなと改めてうれしくなりました。ほんと日本人であることがうれしく、誇りに思えた時間でした。ほんとすばらしい時間でした。

最後に。試合やセレモニーのすばらしさは当然のことですが、違った視線で気がついたのはその見事な運営ぶりです。8年後の2019年には日本でRugby World Cupが開催されます。道案内や交通整理をしてくれるボランティア、警察、警備会社の人たち。すごく多くの人たちがお世話をしてくれています。スタジアムへの送迎するバスの台数も半端な数ではありません。仮設トイレの数も、売れるビールの数も半端ではありません。ゴミも半端ではないでしょう。熊本県協会も試合開催へ名乗りを上げてますが、半端な気持ちでは開催できないと行った気持ちを新たにしました。すぐに8年後はやってきます。
それにしてもすばらしい経験でした。早速嫁さんと4年後のロンドンでのRugby World Cupへの話も飛び出してきています。1ヶ月あたり3万円のの積み立てを頑張るつもりです。
まだまだRugby World Cup in NewZealand 2011は続きます。JAPANの試合も3試合あります。今度は遠い日本から懸命な声援を送ります。みなさんもぜひ、我がJAPANを応援しましょう。

   H9卒 杉山眞一













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